2006-12-16から1日間の記事一覧

サトウイヌ 新年に神のもとへ挨拶に訪れた順に、十二年のそれぞれを守護する動物を決めるというおふれを聞いた時、内心龍は得意満面だった。 なぜならほかならぬ神自らがその手で創りたもうし神獣であるこの自分、自由に天を駆け、その咆哮で雷鳴を呼び、嵐…